さて、色々な引っ越しの条件を挙げていた私ですが、インターネットで物件を見ては、めぼしい所は、内覧へ行きました。
ネットで見るのと、実際見るのは大違い。
そして、おとり物件が多いこと…
今回は、物件探しから新居の決定までの話です!
- インターネットで物件を探す流れ
- おとり物件が多いスーモやホームズ
- 福岡なら宅建協会の『ふれんず』を見てみよう
- 気になった物件は、早めに見学に
- 見学に行った物件のあれこれ
- ビビビで新居決め!
- 不動産屋さんを選ぶ
- ついに新居の(仮)決定
インターネットで物件を探す流れ
みなさんは、どうやって物件を探していますか?
ネットを使用する人が多いんじゃないでしょうか?
ネットも見ずに直接、不動産会社(アパマンショップ・駅前不動産・スマイルプラザなど)へ行くのは、かなり時間の無駄になります。
やはり自分で、しっかりネット検索してから行くのが良いです!
<物件探しの流れ>
①希望条件を絞って、ネット検索
・駅からの距離
・スーパーからの距離
・構造(木造かSRCかなど)
・エレベーターの有無(特に3~5階建ての建物は要注意。)
・のべ床面積(私は24㎡以上が希望でした…)
・バストイレ別
・室内洗濯機置き場の有無
・ペット可か
・収納の大きさ
・共益費や更新料・保険の料金
・都市ガスかプロパンガスか
など色々な条件設定と、確認をして、めぼしい物件を探します。
②ネットで初期費用や空室確認
スーモやホームズなどでは「初期費用を確認」「空室状況を確認」「見学の申し込み」など一括で行ってくれたりしますよね!
まずは空室確認と詳しい初期費用を、ネットで確認するといいと思います。
③不動産屋さんへ内見の予約
部屋が空いていれば、電話やネットで内見を予約します。まだ住んでいる場合は、別の部屋をみさせられることもありますが、できれば、自分の住む部屋を見たいですよね。
人気物件では、住人が引っ越すのを待ってから見学では、既にほかの人が申し込みをしていしまっている、ということが良くあるので、別部屋見学でも仕方ないこともあります。
④内見して検討
内見は、できれば明るいときと暗いとき、両方行くのがいいでしょうが、時間的にも難しいこともありますよね。その場合は、明るいときに見ておいた方が、周囲の状況や日あたり具合も分かります。(意外と、部屋はいいけど夜の廊下の電気が怖かった、ってこともありましたが…。)
内見時、写真を撮っておくとよいです。すぐ忘れるので。(私だけ⁈)
おとり物件が多いスーモやホームズ
物件検索をしていると、おとり物件が多いことに驚きました。スーモやホームズは、載っている物件の半分くらいはおとり物件なのではないかというほど!
私は、不動産やさんに行ってから空室確認をすると、半分以上のお部屋は「埋まっています。」と言われました。
もちろん、入居申し込みがあって、ネット掲載期間が終わっていない、というまっとうな理由の場合もあると思います。
しかし、「埋まってしまいました」と言われた部屋が、数か月ずっとネットに出ていることはめちゃくちゃあるあるです。
これは、スーモやホームズが悪いのではないんです。
スーモやホームズに掲載を依頼している、不動産屋さんがおとり物件を乗せているんです。
<気を付けた方がい不動産屋さん>
・無名で小さい所
・マンションの1室で、1人で営業している
・スーモやホームズでは、部屋の紹介元不動産屋がいくつか載っていることが多いが、その不動産屋1つしか紹介していない
もちろん小さくても良心的に経営しているところはたくさんあるでしょうが、『いいお部屋を安い値段で書いておかなければ、人が来ない』という理由でおとり物件を乗せている不動産屋さんもあるので、気を付けましょう。
私も一度、そんな不動産屋さんに行ったことがありますが、行っても「さっき埋まった」と言われ、別のいろんな部屋を紹介されました。
別に怖いことはないと思いますが、時間が無駄になります。
福岡なら宅建協会の『ふれんず』を見てみよう
福岡の物件であれば、『ふれんず』を見てみてください。全くないわけではないそうですが、他の検索ページに比べると、格段におとり物件が少ないです。
【ふれんず http://www.f-takken.com/】
これは、不動産会社の人から教えてもらいました。
スーモやホームズには無く、ふれんずにしか載っていない物件もありました。
しかし、逆もしかりです。
ふれんずには載っていないけれど、スーモなどには載っていて、しかもきちんと空室の物件もありました。
なので、ふれんず+有名検索ページや不動産会社のページを見ておくのが一番良いです。
気になった物件は、早めに見学に
自分がいいな~と思う物件は、他の人も「いいな~」と思います。
人気物件は、「空いたら教えてください」と、空室待ちしている人もいますし、とにかく早めに見学に行くのが良いと思います。また、人気物件は部屋の現状を見ずに、退去予定が出たらすぐ申し込む人も多いようです。
気になる物件は見学できる部屋があればしておいて、今後空室予定が出た時に、内見をしなくても申し込みができるように準備しておくのもいいと思います。
実際に見てみると、部屋はぼろぼろで、ネットの写真と全然違うこともありますし、共用部分の廊下が暗くて怖かったり、隣の部屋の犬の鳴き声がけたたましかったり、予想外のことはとても多いです。
迷ってないで見学に行くのが、手っ取り早かったです。
見学に行った物件のあれこれ
とにかく気になる物件を探しては、内覧を繰り返していました。日々のルーティーンに、「ネットで物件検索」が定着しつつあった頃に、やっと新居を決めることができました!
それまでに見た物件は10個くらい。しかし、残念なものも多く…。
<見に行ったけど残念だったマンションたち>
①おしゃれなデザイナーズマンション
写真では、とてもおしゃれな部屋でペット可だったのですが、行ってみると、同じマンションの全く別の部屋を写真に載せていたようでした。
引き戸の木の部分は食いちぎられ、壁紙は剥がれ、床には大量のシミが…。不動産会社の方も、今まで仕事してきた中で一番ひどい部屋だと言って、「写真と違いすぎる」と管理会社へ抗議の電話をしてくれていました…。
②14畳って書いてあった部屋
行ってみると、明らかに今の自分の8畳の部屋よりも狭い!台所が少し広くなっており、台所と合わせた広さを居室の広さとして記載していたようです。
③日あたりが悪い部屋
写真ではあまり感じなかったけど、行ってみると目の前が高層ビルで、とても日当たりが悪く暗い部屋でした。部屋自体は悪くなかったのですが残念でした。
④外階段が非常階段のようなアパート
広さに惹かれて行ってみましたが、二階に上がる外階段は、さび付いた細いらせん階段でした。今にも崩れ落ちそう…。「非常階段じゃないですよね?」と思わず不動産会社の方に聞いてしまいました。部屋の中の床も斜めっていて、酔いそうでした。
⑤トイレの扉がすりガラスの部屋
ネットには写真が載っていなくてわかりませんでしたが、行ってみると、トイレの扉がすりガラスでした。しかも、全面です。用を足している姿が、ぼうっと浮かび上がるというシュールな環境でした。
⑥目の前の大通りの音がすごい部屋
部屋自体は良かったけど、目の前が大通りで、車の音が響きました。向かいのビルは、仏教のビル?で、窓を開けると、黄金に輝いた不思議な模様や仏像が目に飛び込んできました。
⑦写真通りだったけどなんとなく気の乗らない部屋
行ってみると、そんなに写真と変わりないけど、「何か気が乗らないわぁ~」っていうお部屋もありました。
内覧した部屋で、記憶に残っているのはこんな感じでした。
ビビビで新居決め!
様々な部屋に赴いては、なんかしっくりこないんだよなあ~と思いあぐねていた時、部屋見学に行ってビビビと来る体験をしました。
オードリー春日が、むつみ荘を決めた時も「ビビビと来た」らしいですが、なるほどそうゆうことってあるもんです。
そのお部屋は、今までの1.5倍ほど広く、窓を開けると大きな木があり、鳥の鳴き声がして、「なんですか、ここは」と笑ってしまったんです。
壁ははげて、床は変色して、ぼろい部屋でしたが、内覧が終わって部屋を出るころには
「私は多分、ここにするだろうなぁ」と思っていました。
同時期に、ずっと前から狙っていたきれいなマンションに空きが出て、少し迷いましたが、初期費用の安さと、ビビビで森のミニマンションに決めました。
不動産屋さんを選ぶ
新居の見学に連れて行ってくれた不動産会社には申し訳ないのですが、私は別の不動産会社で新居の申し込みを行いました。
少し前に訪れていた、仲介手数料無料の不動産会社です。
仲介手数料無料というのは、怪しい気がしてネットでも調べてみましたが、中にはその他の費用をすこしずつ上乗せして、「仲介手数料無料」を謳っている会社もあるとのこと。例えば、鍵の交換代や消毒代が高くなっていたり、退去時費用が高くなっていたり…。そこで、わからないものは聞いてしまえ!と仲介手数料無料の不動産会社の方に「他が高くなったりしませんか?」と尋ねました。
すると、それはうちの会社ではあり得ないとのこと。
実際、初期費用の見積もりを他の不動産会社でも出してもらい比較したところ、某有名会社よりも10万円近く安くなっていました。
不動産会社、盲点ですがしっかり選びましょう!!
ついに新居の(仮)決定
こうして、新居が(仮)決定しました!仮というのは、賃貸を行うための、「審査」というものがあるからです。仕事などなど、何をどうやって審査しているのかは細かくは知りませんが、高齢で働いていない、などとなると、審査がおりないこともしばしばだそうですよ…。
こうして、書類を不動産屋さんに提出し、管理会社の審査待ちの状態となったのでした☆彡
続く。